素焼き~絵付けへ

先ほど、素焼きを窯から出しました。

まだ窯内温度は128度でした、軍手を2枚重ねでもアッチチです。一つ一つ点検しながら、ペーパーやすりを軽くかけ、しっかり絞った雑巾で綺麗に拭きあげます。59個全部を処理するのに、小一時間もかかってしまいました。

アトリエ内は、日中の熱気が残っているところに、素焼きの器がアッチチです。一汗かいてしまいました。雑巾をゆすぐバケツの水が冷たくて気持ちいいなぁ~。


さあ、これから弁柄(酸化鉄の下絵具)で絵付けを始めます。乳鉢の中に弁柄と番茶を入れ、これでもかとばかりに、そして気が遠くなるほど磨ります。磨れば磨るほど絵具の伸びが良くなり、細い線が思うように描け筆の運びもすこぶる良くなります。

絵付けは大皿1枚と中鉢2つとカップが4つです。大皿と鉢には椿の花を、カップには庭に咲いている真赤なひなげしを描く予定でいます。


絵付けは静かな夜に限ります。静か過ぎて、そして歳を取り過ぎて、耳鳴りだけが聞こえる晩もあります。今夜はクラプトン聴きながらいきます。


作陶の作業の中で一番大切で、慎重にならざるおえないのがここです。成形も楽しいけれど、僕はここの作業が大好きです。

コメントをお書きください

コメント: 2
  • #1

    (火曜日, 26 5月 2015 22:07)

    三(^∇^)ちゃん
    HPにおいでいただきありがとうございました。
    ネコのアランは、やっぱりアランドロンのアランかしら。きっとハンサムだったんでしょうね。

  • #2

    (火曜日, 26 5月 2015 22:11)

    いまこさん
    おいでいただきありがとうございました。そして、はじめてのコメントもサンキューです。アトリエにまた遊びに来てくださいね。