窯出しの続き

またまた、窯出しの続きです。


一昨日から東京の自宅です。山之郷は、からっとしていて気持ちいい季節だったのに、東京はなんて蒸し暑いんだろう。5月だって言うのに、どうかしてませんか。

昨日の孫の運動会と、仕事の打ち合わせと、通院のための数日の帰宅予定でしたが、もう既に暑さで疲れ果てています。


真夏も真冬も、東京と山之郷の温度差は5~6度も低く、真夏のほとんどは山之郷で、そして寒いのが苦手なものですから、真冬の3か月間は東京で冬籠りです。そうして冬の時期の暖かい東京で、集中的に手びねりのお抹茶茶碗と手付きカップを作ることになります。


この冬作った、100個近くの黄瀬戸の手付きカップは、今回の本焼成で終わりです。掻き落とし柄に白化粧土を象嵌したり、大好きな佐伯祐三のパリの風景画の壁をイメージして、柚子肌天目で汚しをしたりと……。いろいろやってみましたが、納得出来たものは半分ぐらいになってしまいました。それでもこれが最後です。またまた新しい次の手付きカップを探しにゆきます。



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コメント: 3
  • #1

    (日曜日, 31 5月 2015 20:16)

    MaruyamaHさん
    ご訪問ありがとうございました。お料理を作る女性の視点でのコメント、参考になりました。お皿は料理をのせる器でした。料理のことなどほとんど考えずに、ただただお皿を作っていました。大反省です。

  • #2

    はずき (月曜日, 01 6月 2015 12:08)

    初めまして、友達に紹介されてお尋ねしました。黄瀬戸のカップとはまた違った味わいのあるカップですね。
    私も佐伯裕三が大好きで、画風を想い起こさせてくれるカップです。これからも楽しみにお邪魔させていただきます。

  • #3

    中村知二 (木曜日, 18 6月 2015 20:38)

    温かい作品ですね。ほのぼのとした色合いはさすがです。また遊びに来ます。