トカゲの森

孫と一緒に作った、アトリエの玄関の塀の上に置く魔除けです。

タイトルは、孫がつけた”トカゲの森”です。

アトリエに遊びに来てくれた時には、必ず一日は一緒に粘土遊びをすることになっています。


春になると、アトリエの庭や濡れ縁の陽だまりに、トカゲがお昼くらいまで日向ぼっこをしています。茶色やターコイズブルーやピンキッシュのやつと、なかなかカラフルです。体が温まるまでは、少々触られても動けないようで可愛いものです。ピンキッシュオーカーのトカゲには、桃子という名前までついています。濡れ縁で花のスケッチをしていると、時々このスケッチブックを占領されてしまいます。人に慣れているトカゲなんているわけがないのにと、孫と一緒に笑ってしまいます。最初は怖がっていた孫も、今では人に悪さをしないトカゲに慣れたようで、このトカゲの作品になったようです。

大きな鱗のついたトカゲや目玉の大きなトカゲが、何匹も静かに幸せに住む不思議な森だそうです。


孫の自由な発想に、いつも驚かされることばかりで、僕が一緒に遊んで貰っているというのが本当のところでしょうか。