台風の雨と風の止み間をぬって、友人と千葉県の佐倉にあるDIC川村美術館へ行ってきました。大好きな偉大な画家たちの作品に、会ってきました。久しぶりの刺激に興奮してしまい、今夜は眠れそうにありません。
モネ、ピカソ、ルノアール、マチス、ブラック、レオナルド・フジタ。そして小さな小部屋に、1600年代の広つば帽子の男の肖像画のレンブラントの絵が、描きあがったばかりのような瑞々しさで、目の前にあります。400年を飛び越えて、レンブラントと二人きりになった気分です。
フランク・ステラの圧倒的な大きさのレリーフ。自分の靴音が耳障りで気になるほどの静けさと暗さのなかの、マーク・ロスコの巨大なシーグラム壁画。ジョゼフ・コーネルの魅力的なBOXアート。木製のドアに描いた朱色の女性のマックス・エルンスト、カジミール、点線面のカンディンスキー、思わず微笑んでしまう素敵なマン・レイ、ポロック、ロイ・リキテンスタイン、アンディー・ウォーホール。そして日本画の鏑木清方、酒井抱一など……。台風のお蔭でしょうか、他の入館者がいません、空いています、静かです。
ランチは併設のイタリアンレストランでお庭を観ながら…。台風に感謝のいい日でした。心と舌と体に美味しい一日でした。
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I (土曜日, 18 7月 2015 23:07)
美味しいランチと楽しいおしゃべり!私たちにも楽しい時間ありがとうございました!