吉田ブランド

写真は、今朝の朝霧の中の完熟無花果です。

長柄町の美味しい無花果ブランド、吉田さん家の無花果畑です。畑の中は甘い香りで溢れかえっています。思わず深呼吸です。わ~いっ、良い匂いです。大好物の無花果シーズンが始まっています。

 

吉田さんの力作の無花果を食べると、頬っぺが落ちますよ。粉っぽいような甘い香りとともに、口の中にトロッと広がる果肉の強い甘さ。プチプチとした種の歯ざわりも心地よく感じられます。シーズン初めの無花果です、さっぱりとしていて瑞々しいジューシーさがこの時期の特徴です。

 

果物のほとんどは、何と言っても樹の上で熟したものが、美味しいそうです。

と言うことで吉田さんの無花果は、樹上で完熟したものだけを、毎朝吉田さんの目と手で、合格点が与えられたものだけが出荷を許されるそうで、摘み取りからパック詰めまでもを、自らが全てをやる徹底ぶりです。収穫したその日が、ベストの食べごろだそうです。

 

老後の楽しみとして趣味で始めた農園ですから、好きなだけこだわって、目いっぱい楽しんでいるように見えます。無花果畑も当初よりだいぶ増えてきています。「趣味で楽しむための農園だったのに、業になり始めてきちゃってます。」と、一昨年あたりからの声です。プロの無花果農園業者になっても、本気で楽しんでいる吉田さんの姿を、安心して観ていることができます。

 

朴訥とした良いおやじです。「虫も食べられないものを、お客様に食べさせるわけにはゆかない。」が口癖です。

話し言葉には、北の国の訛りが少々あるのがまた魅力です。何事に対しても、前向きで意欲的にやってゆこうとするプラス思考の姿勢に、そして美味しい無花果を作るための、真摯な態度にはいつも関心させられています。

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コメント: 1
  • #1

    Toshihiro Yoshida (日曜日, 06 9月 2015 20:38)

    載せていただき恐縮するとともに大変光栄です

    今後も鮮度:朝どり・熟度:完熟にこだわり精進して
    いきたいと思います・・・お客さまのために・・・

    ともに高齢者の仲間になっていますが老体にむち打ちガンバリましょう