呉須のカップ

本当によく降りますね。

シトシト、むしむしが続いていましたが、今日はちょっと肌寒い感じがします。いずれにしてもまったく鬱陶しい雨です。

そして日本列島の間近で突然台風18号が発生、17号も太平洋沿岸を北上するようで、これによって秋雨前線も刺激され、明日の台風と大雨には十分な注意が必要です。

今年は早いうちから台風が上陸し、合わせて突風や竜巻までもが、ここまで頻発するとは驚きです。これも地球温暖化による異常気象のせいなのでしょうか…。まだまだ11日の金曜日までは降るようですよ。


古信楽細目白土に呉須下絵のカップです。手びねりなので器全体に指あとを、腰回りには削りのヘラあとを残し、高台は8角形のごけにしました。口作りをすこし厚くしましたから、きっと口あたりもいいはずです。

1,250度で充分な温度の酸化焼成でしたが、なぜか焼き上がりが柔らかく感じられます。古信楽の白土の淡いクリーム系の優しい白色が、そう感じさせるのでしょう。指先ではじくと、充分に焼けているチンチンと高い音が響きます。呉須の下絵は、ちょっとトロピカルを意識した、パイナップルと里芋の大きな葉と椰子の柄です。コバルト色の濃淡の繊細で豊かな表情を、まだまだコントロールできずにいます。



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コメント: 2
  • #1

    なな (木曜日, 10 9月 2015 14:13)

    台風大丈夫でしょうか。暴風雨のなか「窯を見てくる」と言って行方不明になりやしないかと、心配です。

  • #2

    (木曜日, 10 9月 2015 19:30)

    ななちゃん
    ご心配いただきありがとうございます。暴風雨の中では、窯は見に行けませんでした。勿論行方不明にもなっていません。いつも、HP&ブログのERのような対応をありがとう。ホント助かってま~す。