紫陽花

昨年、南側の庭で200本ほど紫陽花の挿し木をしました。

このアトリエを購入した明くる年から南斜面の紫陽花を、3年計画で少しずつ増やしてきました。そして昨年は一気に200本ですから、庭はまるで紫陽花の養殖場のようになってしまいました。あはははは…。

一年経った今年、約6割程度が根付いて育ってくれました。雨の止み間を利用して、南西側の庭へ80本ほど、そしてアトリエの前の道沿いに40本ほどを移植しました。


いろいろ挿し木をしてみると額紫陽花がもっとも強く、挿し木したほとんどのものが根付きましたが、玉紫陽花やコンペイトウ等々新しい品種のものは、ここの気候に馴染めないこともあるようで、2割程度の歩留まりになってしまいました。さすが紫陽花の母種である額紫陽花だけあります。

そして面白いことに、どうも夏以降の枝を剪定すると翌年花が咲かないようですよ。


5~6年はかかるでしょうか。南側の庭も、駐車スペースを挟んだ南西側の庭も、そして道沿いも、紫陽花の花で埋め尽くされたら、きっと綺麗だろうなぁ。壮観だろうなぁ…。などと夢を見ながら、この作業をここ数年続けています。これで嫌いだった雨降りが、鬱陶しい梅雨が楽しみになれるでしょうか。