黒茶碗-2

二つ目の黒茶碗です。

 

 

 

 

 

ヘラで全体に大きく面取りをした、ちょっと横広の大振りのお茶碗です。

初回の釉薬掛けのときの、斜め掛けの黒釉薬がなんとか微かに残っていて、茶碗の正面の景色になってくれています。

高台は大きく低くし、口作りもヘラで無作為にカットしてみました。見込みも広く感じられる、お気に入りの二つ目の茶碗です。

アトリエの冬枯れの庭に置いてみると、艶消しの釉薬の優しい黒色が、冬色に

やけに馴染んで見えます。