表札

アトリエの門塀に付けた33cm角の陶板の表札です。

大きすぎたせいでしょうか、いろいろやり過ぎたせいでしょうか、残念ながら宅配の人も郵便屋さんも、これが表札とは気付いてくれてないようです。

信楽白土を1cmほどの厚さに手で叩いて伸ばし、渦巻きの押印や櫛目などを入れ、庭の南側の崖から取った鉄分の多い赤土を塗ったり、白化粧土や薄紫色の化粧土も塗ったりして、地番表示だけは目立つようにしたつもりだったのですが、やり過ぎたせいでしょうか、表札の役目を果たしてくれません。それでも、所詮アトリエの表札です、子供のころの粘土遊びのように、楽しんじゃいました。そして素焼き後に織部釉と透明釉で釉掛けして、本焼成しました。

この荒っぽさが、気に入ってます。