今年2度目の本焼成から出てきた、スーパームーンに雉文様の直径30cmの呉須染付皿です。
古信楽細目土の優しい乳白色の土色に、少し濁りのある呉須色がなんともいい風情です。
還元焼成のときの青白く焼き締まった硬い雰囲気とは違う、甘くふわっとした柔らかい感じは、やはり酸化焼成の持つ良さでしょう。
昨年の確か春ごろに観た、あの印象的だったスーパームーンに群雲をお皿の中心に、そして毎年春から夏にかけて庭に出てきて、ケェーンケェーンと哀しげに鳴く雉をテーマの絵皿にしました。
裏の高台の内側にも、もう一羽が描いてあります。どちらかと言えば、こちらの絵の方が気に入っています。なかなか思うようには行かないものです。
今年のスーパームーンは昨年より大きく見えるそうで、11月あたりだとか…。秋も深まっていて空気が澄んでいるでしょうから、大きな満月が期待できそうです。後はお天気だな………。
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