東京マグカップの続きです。
信楽の赤土2対白土1に鍋土15%の持ち帰り粘土で成形し、ナチュラルローソンでもらった竹箸の元で意匠の点々をつけ、一度素焼きをした後に内側全体と、この点々に白化粧土を施して、もう一度素焼きしてから釉薬掛けをして本焼成しました。
内側に、濃い目の白マット釉薬を掛けた後に失透マット釉薬を重ね掛けし、外側には、水で2.5倍に希釈した黄瀬戸釉薬を全体に霧吹き掛けしました。持ち手には飴釉薬を薄めに掛けて半艶のこげ茶色にしました。オーカー色のボディーの色と、口周りの白いマット釉とのカラーバランスもなかなか良いように思えます。
上掛けした失透釉の間から濃い目の白マット釉があちらこちらに透けて見えて、まるで白いパールの様な発色です。下地の白化粧土の濃度もよかったようで、甘さの中の白度が一層際立って見えます。
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