残念ながらカフェインを止められてしまいました。
長年の不養生がたたり数年ほど前から、アルコール、動植物油脂、香辛料、そして遂にカフェインまでもが、摂取してはいけないものになってしまいました。アルコールは、以前から飲めなかったので何ともなかったけれど、大好きだったお肉も脂ののった魚もバターもオリーブも、ピリッと辛味の香辛料もです。そして今回からはカフェインもです。医者から止められて初めて、普段なに気なく飲んでいたお茶の美味しさ、カフェインの刺激はなかなか美味だったことに気づいたしだいです。
当初は、美味の楽しみの最後の砦を失ったように感じていました。デカフェのコーヒーやお茶を探して飲んでみましたが、最悪な不味さです。これなら飲まないほうがいいほどです。
そしてここ数カ月間探し続け飲み続けて、やっと美味しいと感じられ、毎日飲み続けられそうなお茶をみつけました。
写真のルイボスアールグレイティーです。ベルガモットの香りが、五月の爽やかな風のように心地よく、ほとんど癖の無い味が、飽きずに飲み続けられる理由でしょうか。煎れたときの水色が鮮やかで、見た目も美しいお茶です。薄手の手びねりの白マット釉薬のカップで、今日も美味しくいただいてま~す。
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