ゴールデンウイークにアトリエに遊びに来た小学6年生の孫が、5月5日の子供の日に作った兜です。

 

 

アトリエの作業台に黒陶土を用意すると、孫はサクサクと作り始めます。

大きくて太い大山椒魚のような龍が中心にいて、この兜のテーマのようです。体中には鱗のような点々が、背中と尾には特大なヒレが、そして6本もある脚には水かきが付いています。右前足には、如意宝珠の珠と星が握られています。そしてこの星が、兜の正面だそうです。

龍の突き出た下顎には牙が外に向かって生えていて、恐ろしいほどの形相です。他にはナマズやカタツムリやトカゲ、遂にはこの年頃が大好きな、とぐろを巻いた大ウンコまでもを作っています。これをサザエだと勘違いしてとげとげを付けていたら、こんなウンコをしたら、おしりがめちゃくちゃに痛いよと言いながら、孫は大喜びです。静かだった陶室に二人の笑い声が響いています。

 

ひとしきり笑った後は、また静かな陶室に、鶯の声が聴こえています。

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コメント: 3
  • #1

    chiaki.t (水曜日, 01 6月 2016 20:24)

    お久しぶりです(^ν^)
    先日はありがとうございました。
    お孫くんの、さすがのセンスに感動し、コメントさせて頂きました\(^o^)/すごいっ!!

    いつか、一式揃えて頂けたら…と思っています笑

  • #2

    koh (火曜日, 07 6月 2016 21:52)

    chiaki.tさん
    HPにお訪ねいただき、そしてコメントもありがとうございました。
    ホント凄いです。子供の発想力には、まったく太刀打ちできません。

    いつか、、、、大分先のいつかになってしまいますが、死ぬまでには必ず一式揃えますです。笑笑、、、


  • #3

    中村知二 (土曜日, 25 6月 2016 10:43)

    何歳ですか?血筋ですね。