五月の木洩れ陽の中の、失敗作の炭化焼成のカップです。
この写真、好きなんだけどなぁ……。
失敗作も写真が良ければ、よく見えてきますが、残念だけどダメなものはやはりダメでした。
炭化のかかりが悪かったのでしょうか、外側は中途半端な銀化したような妙な窯変が出ていて、まして内側の施釉したところなどは、コンクリートのような色合いで、コーヒーならまだしも、ルイボスアールグレイは全くダメで、あの美しい水色が不味そうに見えてしまいます。
窯場のコンクリートのたたきに、叩きつけて割ってしまおうとしたのですが、木洩れ陽が揺れる床に転がったカップの色合いが綺麗で、割らずに撮影をしてしまいました。
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