手びねりのカフェ オ レ ボールです。
これも東京での冬ごもり中に、30個ほど手びねりで作ったものです。
古信楽の細目土で指跡を残しながら肉厚な作りにして、ちょっと無骨な雰囲気にしました。高台は小さめで全体の手びねり感を強調したつもりです。
これに白マット釉薬と失透マット釉薬の二重掛けをして、トロッとした柔らかい感じの、マット調のカフェ オ レ ボールにしました。
パールがかった釉薬の表面をよく見ると、見込みを中心に無数の貫入が入っています。使い込んでゆく先に、様々な変化が起こってゆくことを予感させてくれています。
これも、市原の”カフェのっぽさん”で使っていただいています。
のっぽさんに納めてからすでに数カ月がたっています。近々うかがってこのカフェ オ レ ボールの見込みを覗いてこようと思っています。
どうなっているんだろう。何だか、楽しみでもあり心配でもあります。
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