ここ山之郷では、365日毎朝6時を知らせるチャイムが流れます。その昔のフォークブームのときに聴いたブラザーズフォーが、歌っていた、Greensleeves(グリーンスリーブス)です。朝6時が寒くて暗い晩秋から冬にかけてはベッドの中で、春からの朝が早くなってくる時期は、何故か寝ていられなくなってベッドを出て、庭か陶室で聴いています。そして何時も口ずさんでいます。
Alas,my love,you do me wrong …………
Greensleeves was all my joy
Greensleeves was my delight
Greensleeves was my heart of gold
And who but my lady greensleeves
美しいメロディーです。ブラフォーが歌う歌詞の意味も気にせずに歌っていましたが、気になって調べてみたらビックリです。チャイムだからいいけれど、朝から歌うのには、ちょっと悲しい歌詞です。とは言うものの、今朝も口ずさんでいます。
ああっ悲しい私の愛する人よ 君はひどい人だ………… グリーンスリーブスは私の喜び グリーンスリーブスは私の楽しみ
グリーンスリーブスは私の気高い心 私のレディグリーンスリーブス 誰が他にいるだろうか
諸説あるようですが、イングランド民謡だそうで、その昔イングランドでは「緑」には「不倫」の意味があったそうです。Greensleevesを訳せば、みどりの袖です。草はらでの情事で緑に染まった彼女の袖を指しているのでしょうか。でも失恋の歌のようです……。
写真は、ブラザーズフォーともグリーンスリーブスともまったく関係のない、13cm直径の白象嵌を施した、手びねりの取り皿です。昨日やっとのこと、女房殿からの3年越しのオーダーに応えることにが出来ました。
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