久しぶりの30cm超えの黄瀬戸の大鉢です。
何時もの2:1+鍋土15%の粘土で、口まわりもしっかり厚作りです。
白化粧土を生掛けした後に素焼きし、化粧土が多少見え隠れするように弁柄を流し掛けします。そして飴釉を希釈したものを弁柄とはずらして流し掛けです。どこかで止めないと、鉢全体にかけてしまいそうな恐怖を感じてしまい、ほとんどいつもの度胸無しです、今回も今一つ中途半端なところで止めてしまっているように思えてなりません。
そして弁柄を掛けたところを針で、アットランダムにガリガリやります。止めるところを考えないと、などと言いながら構わずガリガリと線を描いてゆきます。ここではむしろ描き過ぎないように注意です。最後に黄瀬戸釉を希釈したものを霧吹き掛けして、本焼きです。
厚手の口まわりに、久しぶりに3つのPです。
PICCOLO PACE PIANO をぐるりに書きました。
ささやかな 平安を すこしづつ です。
大切なこのことを忘れてしまいそうな心を、戒めながら……。
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