やっと植物図鑑でみつけました。
秋の七草の一つのフジバカマです。
一昨年の秋あたりから、南西の庭の入り口にぽつんぽつんと顔を出していたこの紫の花が、3年目の今年は庭中一面の紫のジュータンです。一昨年春から雑草と一緒に、草刈機で何度も何度も刈ってしまっていたのに、けな気にもこの薄紫色の花を咲かせてくれているのを見るにつけ、本当に申し訳ない気持ちになっています。今年は特にこんなに沢山の花を咲かせてくれてありがとう、そしてごめんなさい。来年の春の芽吹きには、絶対に他の雑草と間違えないようにしますよ。
ちょっと地味目なお抹茶色の葉を背景に、マルセルの色環でみれば反対側にある紫色です。この花と葉のコントラストが美しく見えるのは、自然のマジックだからでしょう。
ああっ、ぼかしの入った紫色がなんて可憐なのでしょうか、ため息が出てしまうほどの美しさです。
昨年は鈴虫が泣き始めた9月半ばに咲いた花が、今年は2週間ほども早く、既に満開の峠をこえそうなところまできています。
ちなみに秋の七草です。
フジバカマ、ハギ、キキョウ、オミナエシ、クズ、ススキ、ナデシコです。
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