初窯

東京で冬ごもりの前に、新しいお窯の本焼成が、なんとか間に合いました。

それでも、自分のものはカップが10個とお茶碗と中皿各2枚で、ほとんどのものは生徒さんのものでした。

 

2年ほど前から、陶芸に興味があって、ちょっと粘土を触ってみたいとアトリエを訪ねてくださる方が、ぽつぽつおいでになり、まずは身の回りで使うお茶碗やお湯呑やマグカップなどを、一緒に作りながら楽しんできました。それが気が付けば、あっという間に20人以上の生徒さんになっています。

女性の口コミとネットワークの広さと速さには、驚かされています。僕もただただ作りたい一心で、ただただ好きで始めた陶芸です。熱意のある方には熱い情熱を、そうでない方にもそれなりに、、、生徒さんと一緒に驚いたり興奮したりと、大いに楽しませていただいています。

 

右上の生徒さんが作ったキャンドルスタンドが、高さ30cmほどですから、お窯全体の大きさがわかるでしょうか。

生徒さんの大き目の手付きの織部皿や平皿、ご飯茶碗、お湯呑、お抹茶茶碗まで悠々入ってます。

あの問題だった織部釉薬のブクもなく、カリッとした焼き上がりで、満足しています。

冬ごもりから帰る、来年3月からのアトリエが楽しみです。