白吉も東京で冬ごもりのマンション住まいです。
昨年の春あたりから体調を崩し、夏ごろには病院にも通い始め、そしてついには人の手をかけてやらないと、生きるのが難しくなってきた白吉です。
いろいろな検査の結果、エイズや白血病の症状に似た、人間で言う膠原病のような、猫の不治の病に罹ってしまったようです。体調が悪くなってくると、歯肉炎の痛みが辛くて体を舐めることができず、毛並みも悪くなり、体毛も抜け始めてしまいます。今は肌の色が見えるほどに毛も薄くなり、ピンク色の桃吉になっています。食事もうまく摂取できなくなり、体重が落ち肉球の肉も痩せ、皮膚も薄くなってしまい、あんなに大好きだった外には、今ではもう出られなくなっています。
残念ながらこの病気の治療の方法は無いそうで、唯一あるのが対処療法のステロイド剤の注射で、今は4週間に一度の頻度で打っています。注射から2~3週間ほどは、痛みもなくなるようで食欲も出てきて、少し元気になるのですが、その後はまた何時もの症状です。
この注射の頻度が白吉の命と一緒に、だんだん短くなってゆくそうで、残念ながら、どこかで安楽死をさせる日が来るそうで……。
そうです何処かで覚悟が要るのです。仕方がないとは思うのですが、しかしそれを考えると、ただ悲しくなります。
ダイニングの椅子で、僕の匂いが沁み込んだお座布団を、クンクンしながら寝てしまいました。
まだもう少し生きてて白吉。
白吉にとって最もいい環境をと、山之郷の飼い主さんとも相談した結果、白吉の最後を私たち夫婦が見ることになり、昨年の暮れから冬ごもりの東京でも一緒です。
白吉、明日あたりから注射も効き始め、食欲が出てくるはず……。君の大好きなおやつも、きっと食べられるよ。
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ナナ (火曜日, 24 1月 2017 18:05)
あんなにずーっと外に居た白吉がなんと引きこもりに(;_;)ファーミネーターが要らないくらいに毛も減りましたね。
koh (金曜日, 27 1月 2017 11:56)
ナナちゃん久しぶり、元気にしていますか。
そうなんです、肉球が痩せてしまっていてもう外には出られなくなってしまいました。あんなに好きだったファーミネーターはできませんが、家の中を動き回りながら、楽しそうに生活しています。