昨年のクリスマスイブに、アクセサリー作家の北村公晴氏からいただいた、ラピスラズリのガネーシャが付いた、真鍮製の北村氏オリジナルの陶芸道具です。
櫛目用のヘラや、丸や三角や波型や王冠型の様々な刻印が散りばめられた、真鍮製の不思議な陶芸用の道具です。どの様な櫛目や刻印になるのでしょうか、特に王冠のような刻印は楽しみです。群青色のラピスのガネーシャに対して、斜めに傾いたバランスが美しく、何だか恐れ多くて、いまだに使えずにいます。
窓際の棚の隅にそっと置いてみると、大昔からそこにあったように、リビングの風景に溶け込みながら、窓からの傾き始めた遅い午後の黄色い陽ざしにキラキラと輝いています。
ガネーシャは象さんの顔をしたヒンドゥー教の神様。
あらゆる障害を除くことから、新しい事業を始めるにあたって信仰され、除災厄災、財運向上や智慧、学問の神様でもあるそうで、祈祷を始めとして、あらゆる開始にあたっては、まずはガネーシャに祈りを捧げると良いとされているそうです。
3月からの僕の今年の作陶のスタートに、そして新しいお窯でのスタートにピッタリの、嬉しいクリスマスプレゼントでした。
コメントをお書きください