冬籠りの東京の12月半ばから2月までの、仕事や通院やその他の野暮用をぬっての手びねりで、作ったカップは100個以上になっていました。
せっかくの手びねりですから、指あとを残したりゆがませたり、3つ足4つ足や変形の高台ものなど…。
使い勝手は大切ですが、多少座りが悪くてカタカタしたり、持ち手が持ちにくかったりは、面白おかしく楽しんでの作陶ですから、勘弁してもらいます。
白化粧土を施したり、掻き落とし柄や押し型で意匠を付けたりと、この後の素焼き後の絵付けや釉薬掛けも楽しみなのですが、、、、作り始めが昨年の12月ですから、素焼きが上がるまでの2カ月以上も前のイメージなんてもう既に冷めてしまっています。それでも忘れないようにと、スケッチブックに簡単なスケッチと一緒に、下絵付けのことや釉薬の種類や掛け方などの計画を書いておくのですが、これがダメなんです。突然興味が変わって、計画とは違うことを始めてしまったり、最悪は沢山あり過ぎて、スケッチブックのどのページのものだったのかもわからなくなってしまうことです。毎年冬ごもりの時期に作ったものの運命みたいなものなのですが、この毎年のことが、少しも教訓になっていません。トホホッ。
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