弁柄の下絵付け

成形後に白化粧をして素焼きした直径50cmの大皿に、弁柄(酸化鉄)で下絵付けを施している途中です。

 

織部釉を掛けるところと下絵付けする部分とに分けて、全体の下半分強を逆への字形にザクッと柔らか目の鉛筆で線描きです。ついでに下絵を描く目安になるものも、構わず軽く描いておきます。本焼きは1,250度の高温ですから、鉛筆の線などは、消えてなくなってしまいますので安心です。釉薬掛け作業まで忘れて困ることや、覚えておきたいものの全てをここに書き留めておきます。

 

粘土成形から素焼き~絵付け~釉薬掛~本焼成まで、早くても3週間ほどかかってしまいます。年寄ですからつい昨日のことも忘れてしまいます。こんな風に線をさっと引いてとか、一応織部をここにこんな風に掛けるとか………。忘れないようにいろいろ書いておきます。そして弁柄の下絵付け部分には、全体にキセトキリフキ掛けを予定しています。