かぼちゃ

生徒さんからいただいた大きなかぼちゃを、数日ながめていたけれど、なんとも可愛い魅力的な姿形に刺激され、何枚かスケッチブックに描いてはみたものの、それだけでは飽き足らず、粘土の種類を変えながら、それぞれ5つほど手びねりで作ってみました。

奥の二つが本物のかぼちゃですよ。

 

でこぼこの深い皺のような表皮が形作る、柔らかなフォルムを表現するには、粘土自身の持つ質感も重要な要素になるだろうと、普段使っている信楽の粘土のほかに、茶御影土や、野焼き用のかなりの石が入った荒目の粘土なども使って、幾つか作ってみました。粘土のかぼちゃだけではなく、頭に穴を開けたかぼちゃ形の花入れなども……。

荒目の粘土は、野焼き彫刻家の清水さんからいただいた、清水さん特性の粘土だそうで、石だらけのざらざらな粘土のくせに、腰に強い粘りがあって手びねり成形がすこぶるやりやすい、驚きの粘土でした。表面のざらざら感も全体のざっくり感も気に入っています。

さあ、このままそ~っと乾燥させて、清水さん家の野焼きのタイミングで、飛び入り参加です。初めての野焼き体験もどうなりますか。今から、ワクワクドキドキです。左手前のものがそれです。

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コメント: 2
  • #1

    今子 (日曜日, 15 10月 2017 18:59)

    かぼちゃを作るなんて��発想がパパさんらしい�あまりにリアルすぎて一瞬区別がつきませんでしたよ�出来上がりが楽しみですね。是非、載せてくださいね�

  • #2

    koh (日曜日, 22 10月 2017 10:43)

    今子さん
    コメントありがとうございます。かぼちゃ、楽しみながら幾つかつくったのですが、野焼き用の粘土で作ったリアルなものは残っているのですが、他は素焼きで壊れてしまいました。残念ながら、空気抜けの針の穴が小さ過ぎたようです。他に幾つか作ったかぼちゃ形の花入れの方は、焼き上がりました。ブログにのせますね。