60歳代最後の誕生日が、近づいています。陶芸を始めて10年、作陶を続ける限りは、変わり続けたいという思いがあります。
今年の作陶のテーマは、変化”変わらなきゃ”です。変わることが出来れば、作りつづけられる気がしています。
変わることができなくなる日が、いつか来るのでしょうか。作陶は、この上なく楽しいのだけれど、そんな日がひたひたと近づいて来ている気もしています。もしそうなったとしたら…。
僕にとっての作陶は、変わることへの楽しさと、いつか来るであろう変われなくなる日への不安さとの、表裏の関係の中にあるようです。
そして、変わり続けられる唯一の方法は、きっと多作だけだと信じています。作ること自体を楽しみながら、飽きるほどただ作ること。
ある日、いっぱいいっぱい作り続けているその先に、少しの変化が見えたりすると、まだ作り続けていていいんだと、思ったりもしています。
そんなこんなで、既に山之郷のアトリエにも東京の自宅にも、多作の結果の出来てしまった焼き物たちが所狭しと、あふれかえっています。
こんなに作ってどうするのって、女房から言われても、どうしましょうとしか言えません。
あはははっ。
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佐久間弥生 (木曜日, 08 2月 2018 21:37)
是非とも皆様に見て頂く会を・・・早めに・・・でっせ!! 楽しみ!!!!!
koh (金曜日, 09 2月 2018 20:45)
佐久間弥生さん
コメントありがとうございます。あまりの寒さに、ただいま東京へ避難中です。3月にはアトリエに帰ります。今年の秋には、展示会をおこなう予定でいますが……。