焼き上がったばかりの30cm超えの大皿を、冬枯れの庭で撮影です。
久しぶりの陽射しが薄曇りの空から、真冬の冷たい午前中の空気を通して、庭中を亜麻色に染めています。京白土の白色が、柔らかなクリーム色に、織部釉の緑色も飴釉の薄茶色も、そして弁柄下絵の鉄色さえも、柔らかな優しい色調で、いい雰囲気を醸し出してくれています。
立ち枯れた草花も、色を失いつつある落ち葉も、この光の中で淡く輝いています。
さすがの自然光です。大空をホリゾントにした大光源の太陽光の力強さが、そのまま写真に写っているようです。室内でさまざまな人工的な光を、どんなに駆使しても、この圧倒的な強さには、全くかないません。
地球上の生きとし生けるもの全てが、この光によって生かされているのを、太陽のありがたさをしみじみと感じてしまいます。
コメントをお書きください
三郎兵 (土曜日, 24 2月 2018 08:52)
今年は大変寒いですね。永島さんが山之郷に戻って来られる頃は、寒さも緩んでいると好いですね。
待ってます。
koh (土曜日, 24 2月 2018 10:22)
三郎兵さん
山之郷と比べれば、東京は多少暖かく感じていますが、今年の寒さは異常でしたね。それでもここ2~3日は、陽ざしが春めいてきているようで、ワクワクしています。1日には山之郷へ帰ります。元気でお会いしましょう。