織部のぐい吞です。
筆数の少ないシンプルなものもいいのですが、それが続くと、やはりてんこ盛りの柄のものが、性懲りもなく描きたくなってきて、極細の筆を持ち出し、日長一日夜中まで描き続けてしまっています。
直径5~6cmの小さなぐい吞の外側ぐるりに、弁柄で描き始めると、描いても描いても描きたくて、そして描きたらなくて、遂には終わりも分からなくなり、描ける隙間が無くなってやっと筆を置くような始末です。
内側には織部釉を掛ける予定だし、高台と高台内に絵を描くと持つところが無くなりますので、何とか絵を描かずに我慢しました。
そして、織部の大き目の片口2つです。
織部釉が単調な緑釉の表現にならないように、釉薬が掛かる部分には、粘土が生乾きの時に押印柄や掻き落とし柄を入れ、釉薬の濃淡の中に少しでも奥行きが感じられるようにしたかったのですが、どうでしょう。
もちろん片口も、織部釉を掛けないところには、やはり弁柄で下絵をしっかり描き込みます。大き目の片口ですから、描き応えもあって充分に満足したつもりだったのですが、描き終わってしまえば、直ぐまた描きたくなってしまい、続く抹茶茶碗や中鉢やぐい吞などが、またまたてんこ盛りの柄いっぱいになってしまっています。
あははは、きりがありません。
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sowa (日曜日, 06 5月 2018 15:27)
初めてコメントします。描きたくて描きたくての織部のシリーズ、いいですね。
どんどん描きたくてシリーズ、見せてください。
koh (日曜日, 06 5月 2018 17:29)
sowaさん
コメントありがとうございました。ここ1~2カ月は、まだまだ描きたくてが続いていて、お抹茶茶碗やぐい呑みや中鉢を描きつづけています。飽きるか嫌になるまでは、描き倒してみようと思っています。