日長一日

直径25cmの弁柄下絵の鉢です。

 

いやいや帰る東京で、時々仕事も通院も何も無い真空地帯のような日ができてしまいます。そんなどうしょうもない日の為に、東京にも絵付け用の道具を用意してあるのですが…。

 

そんなある暇な日に、弁柄をといた乳鉢と小筆を動かしていると、体の中からどんどん湧き出てくるものがあって、それを構わず描き続けていたら、一日が終わってしまった鉢です。

あははっ、暇に忙殺されずに済みましたが、絵付けで一日が終わってしまいました。

よせばいいのに、裏まで描きたくなってしまい、そして描けば描くほど持つ所が見つからずで、縁の二カ所を汚してしまいましたが、ここは色の濃い釉薬で、得意のごまかしです。

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コメント: 2
  • #1

    sowa (水曜日, 26 9月 2018 18:11)

    絵も色も、永島さんスタイルの素敵鉢です。絵が描けるっていいですね。描けない私には、凄く羨ましいです。

  • #2

    koh (金曜日, 28 9月 2018 15:31)

    sowaさん
    気づけば、趣味の陶芸が仕事の様になり始め、何故か作陶に追われるような毎日を過ごしていました。当然ブログもそっちのけでした。
    今日やっと秋晴れの爽やかな風の中を、ゆっくり散歩する気分になってます。

    どうも、作陶や絵付けを始めると、ガツガツやってしまう悪い癖があります。