3月9日、白吉が逝きました。
重篤な病気にかかり、以前の飼い主さんが飼えなくなり、我が家の一員になってくれた白吉です。猫の7~8歳、人間でいったら、まだまだの不惑の年齢だったはずです。我が家に来て2年半、動物病院のいい先生にも恵まれました。
私たち夫婦のために、持ち前の男気(去勢されていましたが)で、病魔と必死に闘ってくれました。小さな命の灯を最後の最後まで、燃やし続けてくれました。
具合が悪かったせいでしょうか、いつも抱きついてきて甘えてくれました。そして甘えさせてもくれました。
本当に可愛い奴でした。
僕のパジャマの袖を切って、白吉の右腕に結び、彼がまだ元気だったころ、大好きだった庭の栗の木の近くに、そっと埋めてやりました。ここならリビングからいつも見ることができます。白吉からも僕たちがいつも見えるはずです。
泣けました。恥ずかしいほど泣きました。アトリエのあちらこちらに、まだ白吉の気配があって、気付けば今も探している自分がいます。ああっ白吉が恋しい。ああっ哀しい……。
やっと一昨日から、作陶を始められるようになりました。写真は、白吉が逝く前々日のお窯から出てきた梅干し入れです。
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yun…_ (月曜日, 18 3月 2019 09:04)
白吉くん、とっても綺麗で美しい猫ちゃんでしたね。kohさんご夫妻のとても深い悲しみを文面から感じています(; ;)。kohさんご夫妻の家族になれて白吉くんは絶対に幸せだった!
sowa (月曜日, 18 3月 2019 20:52)
そうでしたか、白吉君残念でしたね。でも、永島さんに会えて、白吉君は充分に幸せでしたよ。
koh (月曜日, 18 3月 2019 21:05)
yunさん
病気の猫をもらった時に、覚悟を決めていたのですが、喪った瞬間に、決めていた覚悟なんてどこかに飛んでました。やっと何とか立ち直れそうです。
koh (月曜日, 18 3月 2019 21:13)
sowaさん
ありがとうございます。
白吉と一緒に生活をした2年半は、僕も本当に幸せでした。白吉に感謝しています、
お京 (月曜日, 18 3月 2019 21:20)
哲学者の様な風貌の、不思議な猫ちゃんでしたよね。永島さんの愛情いっぱいで、幸せだったでしょう。
ゆっくりでいいですから、元気になってください。
koh (月曜日, 18 3月 2019 22:08)
お京さん
そうなんです、とても静かな大人びた猫でした。そして静かに僕たち夫婦を幸せにしてくれていました。ご心配ありがとうございます。大丈夫、元気になります。