やっと

隣の竹林から、今年やっと出てきた筍たちです。

例年なら3月の20日前後には一気に出てくる筍、12月から1月にかけて雨が少なかったせいでしょうか、ここ数日の真冬に戻ったような寒さのせいでしょうか、今年はだいぶ遅れていて、そしてサイズも小さいものが、やっと今朝10本ほど収穫できました。

ホントやっとのことです。

 

癖になっている腰痛をかばいながら、女房にもだいぶ手伝ってもらいながらの筍堀です。

 

先ずは筍のお刺身で、少し感じるエゴさも掘りたての美味しさです。薄造りにして香りとともにサクサクっとした歯ごたえを、ワサビと刺身醤油で味わいます。

有り難いことに、この日を待っていたかのように木の芽が、程よく芽吹てくれていて、筑前煮と筍ご飯に彩りと香りを添えてくれます。

あっそうそう、青椒肉絲も忘れてはいけません。油少なめにして鶏の胸肉で作るのですが、採れたての筍の香りが抜群で信じられないほどの旨さです。そしてなんといっても炊き立ての筍ご飯です。

これが毎年楽しみにしている、アトリエでの恒例の筍のフルコースです。

自然のありがたさに感謝しながらいただきます。

 

さあ、ここから毎朝10本ほどは出てきてくれるといいのですが、どうなりますか。