火を見ているだけで…

半年ぶりに野焼きしました。

 

好きだから粘土成形や絵付けを、来る日も来る日も間断なく続けると、体のあちこちが麻痺してくるような感じがしてきます。粘土道楽が飽きてきたわけでもないのに、突然全く違うことがしたくなりします。

 

そういう時は、まずはお散歩か焚火か気の置けないカフェで一服です。

どちらもお天気のいい日限定ですが、その中でもやはり焚火が一番ですね。

 

庭中を歩いて薪拾いからはじめます。そして、バーベキュー用の安い炭も少々使い、焚火&ついでの野焼きがいつものパターンです。

焚火だけなら短くて2~3時間ほどでいいでしょう。野焼きを始めてしまうと5~6時間ほどは当たり前でしょうか。

 

 

 

火を見ているだけで、ず~っとず~っとみているだけで、楽しくて…。何しろ飽きませんよ。

薪のぱちぱちとはぜる音に、そして煙くて涙を流しながらも、頭も体もほぐれてゆくようないい気分です。

お昼もここでがいいなぁ~っ、などと言いながら、春は筍をホイルにくるんで、秋はおいもか栗を…。そうして、一日はゆっくりゆっくり過ぎてゆきます。

 

焼き過ぎでしょうか、肩から胴にかけての緋色は今ひとつでしたが、黒の中に様々な種類の違う黒色に虹色まで出てくれています。

 

2019の黒のJOMONの花入れです。