今年も待ちに待った、大好きな無花果のシーズンがやってきました。
いつもの年なら、獲れ始めはさっぱりとした甘さと香りと瑞々しさなのですが、今年はここにきての異常な日照りのお陰でしょうか、たっぷりと陽ざしを浴びた実は、十分に甘さものっていて美味でしたよ。
と言うわけではないのですが、御影茶土に弁柄下絵の無花果柄の四っ足の35cm超えの角皿です。
御影茶土の黒雲母のブツブツ感が、無花果の実のブツブツ感と重なって、なんとも不思議な魅力的な表情の粘土です。中還元による焼成で、弁柄の色も甘く優しい感じの焼きがりでした。
アトリエでは10月中旬まで、吉田家の無花果を存分に堪能することができます。ここ当分は何んといっても生食ですが、秋口になってのワイン煮やジャムやコンポートも楽しみの一つです。そして最後の最後に獲れる、ねっとりとした濃厚な一実の美味しさまで、存分に楽しませていただきます。
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sowa (木曜日, 15 8月 2019 18:51)
久しぶりのブログ。お元気そうなご様子で安心しました。無花果の四足皿、絵も色もいいですね。
koh (火曜日, 20 8月 2019 13:47)
sowaさん
コメントとご心配、ありがとうございました。
ごめんなさい、ブログのアップをずーっとサボっていました。中には心配して、アトリエをお尋ねくださった方もおいでで、申し訳ない限りです。
ゆっくりですが、ちゃんと更新して行きます。