染付の花入れ

御影白土に呉須で絵付けして、還元焼成しました。

 

還元焼成で御影土が白く青く、そして硬く焼き締まり、花入れ全体に広がる黒雲母の斑文様が、陶土のいい味わいになっています。

染付の呉須の繊細な濃淡の美しさが好きで、絵付けはいつも呉須になってしまいます。地味でちょっとかび臭いような呉須の魅力を感じていただけると嬉しいのですが。

今、一番好きな旬の柄を描きました。

正面側が笹と藤の絵柄で、裏側がアイビー柄です。

口周りにも肩にもクラシカルなストライプ柄と唐草文様を。

真上からの景色も気に入っています。

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コメント: 2
  • #1

    sowa (月曜日, 07 10月 2019 23:59)

    永島さんスタイル独特の李朝風の花入ですね。なんて素敵なのでしょうか。姿形はクラシカルだけれど、新鮮な雰囲気が感じられる、魅力的な作品です。

  • #2

    koh (火曜日, 08 10月 2019 15:14)

    sowaさん
    コメントありがとうございました。
    そうなんです、今回思い切って大好きな李朝風の花入れを作ってみたのですが、、、僕なりのオリジナリティ表現できたかどうかです……。