色絵の花入れ

もう11月も末だと言うのに、暑かったり寒かったりを繰り返しています。いつもの11月らしからぬ寒暖の差に、年寄ですから体がついてゆけません。

地球温暖化による気候変動でしょうか。災害が少なく温暖で平穏で安全と、言われてきた千葉が、2つの台風と大雨に見舞われました。アトリエのある長柄町も大分痛めつけられてしまいました。寒い冬に向かうこの時期に、いまだに避難所生活を余儀なくされている方々がいらっしゃると思うと、今後も微力ながら様々なかたちで支援して行かなければと思っています。

 

今年も残すところ、後30日と少しです。

平穏な日々が続きますように祈っています。

 

写真は、織部に弁柄と色下絵の花入れです。

 

口周りには、青白ガラス釉を厚めに掛けました。肩の織部釉と混じりあったところには、下絵の弁柄と反応したのでしょうか、ぷつぷつと不思議な釉調が出ています。

上絵の金色が見え隠れしているところも、お気に入りです。

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コメント: 2
  • #1

    sowa (土曜日, 30 11月 2019 17:18)

    あらららっ。素敵な花入れです。
    色絵も手慣れてきているようですね。いつもの作品とは一味も二味も違う作風がいいです。変わることの大切さを感じます。

  • #2

    koh (火曜日, 10 12月 2019 17:28)

    sowaさん
    コメントありがとうございました。お返事が遅くなり申し訳ありません。藍色の染付けも好きなのですが、時々色ものが欲しくなります。そしてこの歳になって、まだ色事に色々悩んでいます。あははっ。